今日、私たちの薬草園に、宮古島の古希同窓会メンバー 17名のみなさんが見学に来てくださいました。まるで同窓会がそのまま旅に出たような、明るく温かな空気。園内に入った瞬間から、賑やかな笑い声が風に乗って広がっていきました。
今回の見学は、スタッフによる薬草ガイド付き。薬草の効能や、暮らしの中での使い方を説明すると、
「これ宮古にもあるよ！」
「うちの庭にも生えてるけど、そんな使い方があったのね〜」
と、みなさん本当に興味津々。どの方も薬草が大好きなのが、表情から伝わってきました。
特に盛り上がったのは、沖縄ならではの薬草の話題。ウコン、クワンソウ、ハママーチ（琉球よもぎ）、長命草などなど…。
名前を聞くたびに「それ知ってる！」「昔、おばぁが使ってたよ」と、思い出話が次々に飛び出して、まるで薬草が人の縁をつなぐような時間でした。
薬草園の中を歩きながら、葉の香りをかいだり、茎の手触りを確かめたり、写真を撮ったり。自然の中でのびのび過ごしながら、みなさんの会話もどんどん弾んでいきます。中には薬草の苗木を買って、自分の庭に植えると意気込む人も。
案内したスタッフも「今日は本当に楽しかった」と終始笑顔。薬草の魅力を真剣に、そして楽しみながら聞いてくださる皆さんのおかげで、こちらのほうが元気をもらいました。
薬草園は、知る楽しさと出会う場所
薬草というと、少しむずかしいイメージを持つ方もいるかもしれません。でも実際は「見る・触れる・香る」だけで、ちょっと心が軽くなる不思議な存在です。
今回の宮古島のみなさんもそうでした。
“知る楽しさ”を味わうことで、自然と笑顔が増えていく。薬草って、やっぱり人を明るくしてくれるんだなと改めて感じた一日でした。
長寿源は薬草園の見学はいつでも受け付けています
私たちの薬草園では、今回のような団体見学はもちろん、少人数や個人での見学も歓迎しています。薬草の知識がなくても大丈夫。スタッフが丁寧に、そして楽しくご案内します。
「沖縄の薬草を知りたい」
「自然の中でゆっくりしたい」
「健康や暮らしに役立つヒントを見つけたい」
そんな方には、きっと新しい発見があるはず。
旅の途中でも、地元の方でも、気軽に遊びに来てください。沖縄の風と薬草たちが、やさしく迎えてくれます。
