ドクダミチンキとは?効果や作り方、使い方を初心者にもわかりやすく解説

こんにちは、薬草家 源さんです。

ちょっと前のことですが、ドクダミという薬草が花を咲かせていました。ドクダミは葉っぱだけじゃなく花の方にもなかなかの効能がありまして、いろんな活用法があります。

ドクダミは、日本各地で見かける身近な薬草です。独特の香りがあるため敬遠されがちですが、古くから「十薬(じゅうやく)」と呼ばれ、健康や美容に役立つ植物として親しまれてきました。

そんなドクダミをアルコールに漬け込んで成分を抽出したものが「ドクダミチンキ」です。手軽に作ることができ、スキンケアなど幅広く活用できます。今回は、ドクダミの花と葉っぱを使ったチンキについて記事を書いてみました。

ドクダミのチンキとは?

チンキとは、植物をアルコールに浸して有効成分を抽出したものです。

水では抽出しにくい成分もアルコールなら取り出しやすく、長期間保存できるのが特徴です。チンキにする薬草は様々ありますが、今回はドクダミちんきを紹介します。ドクダミのチンキは、昔から家庭で作られてきた自然派の保存液として知られています。

ドクダミチンキに期待される働き

ドクダミにはフラボノイド類(クエルシトリンなど)や精油成分が含まれており、研究では抗酸化作用や抗菌作用などが報告されています。

そのため、ドクダミチンキには次のような働きが期待されています。

  • 肌を清潔に保つ
  • 肌を引き締める
  • 肌荒れ予防
  • 虫刺され後のスキンケア
  • 足や靴の気になるニオイ対策

ただし、これらは一般的に期待される作用であり、病気を治療するものではありません。また、肌質には個人差があるため、使用前には腕の内側などでパッチテストを行いましょう。

ドクダミチンキの作り方

ドクダミのチンキ。作り方や効果効能を解説。

ドクダミチンキの作り方は以下の通りです。

材料

  • 生のドクダミ(葉や茎、花)100g程度
  • 泡盛(35度前後)、ホワイトリカー、ウォッカなど
  • 保存瓶(煮沸消毒したガラス瓶)

作り方

  1. ドクダミをよく洗い、水気をしっかり拭き取ります。
  2. 数時間から半日ほど陰干しして、表面の水分を飛ばします。
  3. 消毒した瓶にドクダミの花と葉を入れます。
  4. アルコールを注ぎ、植物全体が浸かるようにします。
  5. フタを閉め、冷暗所で2~4週間保存します。
  6. 1日に1回ほど軽く瓶を振ります。
  7. 抽出が終わったら、茶こしやガーゼでこして完成です。

保存は冷暗所で行えば、比較的長期間品質を保ちやすくなります。

ドクダミチンキの使い方

ドクダミチンキは原液では刺激が強い場合があります。用途に応じて薄めて使用するのがおすすめです。

例えば、精製水で5~10倍程度に薄めると、手作り化粧水として利用されることがあります。また、入浴時に数滴入れて香りを楽しんだり、スプレーボトルに入れて肌を清潔に保つ目的で使われることもあります。

なお、アルコールに敏感な方や小さなお子さんへの使用は避け、目や粘膜には使用しないよう注意してください。

ドクダミを採取するときの注意

ドクダミは道路脇や公園にも生えていますが、排気ガスや農薬、ペットの排泄物などが付着している可能性があります。

できるだけ自然環境の良い場所で採取し、採った後はしっかり洗浄しましょう。なお、長寿源ではドクダミの苗木も販売しておりますので、チンキが作りたい、またはドクダミを育てたいという方はぜひ、お問い合わせください。

まとめ

ドクダミチンキは、自宅で簡単に作れる薬草エキスです。昔から親しまれてきたドクダミの魅力を手軽に取り入れられるのが大きな魅力です。

自然素材を使ったスキンケアや植物のある暮らしに興味がある方は、ぜひ一度、ドクダミチンキにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ただし、肌に合うかどうかは人それぞれです。最初は少量から試し、お体にあるなら続けてみましょう。もし、何か違和感があるなら、即中止することをお勧めします。