このたび、長寿源では、薬草園で採れた長命草とハトムギを配合した特別な麺をつくりました。製麺を手がけてくださったのは、老舗製麺所の「有限会社セイワ食品」さん。
薬草の個性を活かしながらも、毎日の食卓で“無理なく・美味しく”食べられる乾麺に仕上げています。
薬草園で育った長命草とハトムギを麺にしました!

長命草は、沖縄では古くから親しまれてきた薬草のひとつです。力強い生命力を持ち、日々の食事に取り入れやすい存在として、私たちの暮らしに寄り添ってきました。
一方、ハトムギはクセが少なく、昔から美肌に良いといわれ、穏やかな風味があります。麺に練り込むことで、より食べやすくなりました。
それぞれ、長命草入りの麺とハトムギ入りの麺、2種類を作りました。
薬草というと「特別な人のもの」「調理が難しい」という印象を持たれがちですが、今回目指したのは「手軽さ」です。茹でるだけで、自然の恵みをそのまま食卓へ運べる形にしました。
ひと束150g。1人でも、2人でも
内容量はひと束150g。しっかり食べたい方なら1人分、軽めなら2人で分けることもできます。これを三束セットにして、店舗にて販売しています。
乾麺なので保存もしやすく、常備しておけば忙しい日にも頼れる存在です。
冷やし麺にも、焼きそばにも
この麺は、用途を選びません。夏場は冷やし麺にして、つるりとした喉ごしを楽しむのもおすすめですし、焼きそば風に炒めても、薬草の風味がほんのり立ち、美味しくいただけます。
そして、これからの季節にぜひ提案したいのが――年越しそばとしての一杯です。
今年の締めくくりに、少しだけ意味のある麺を


一年を締めくくる年越しそば。ただ食べるだけでなく、「どんな一年だったか」「来年をどう過ごしたいか」を静かに思い返す時間でもあります。
長命草とハトムギを練り込んだこの麺は、派手さはありません。けれど、日々を丁寧に生きること、身体をいたわることを、さりげなく思い出させてくれる存在です。
いつものそばつゆで、いつもの具材で構いません。ただ麺を替えるだけで、少し意味のある年越しになります。
薬草は、特別なものではなく「日常の延長」
長寿源が大切にしているのは、薬草を“効能”だけで語らないこと。暮らしの中で、自然に、無理なく続けられる形こそが大事だと考えています。
今回の長命草の麺もハトムギの麺も、その延長線上にあります。難しいことは何もありません。茹でて、食べるだけ。それだけで、薬草が日常に溶け込んでいきます。
今年の年越しに。あるいは、何気ない一日の食事に。
長寿源の長命草の麺とハトムギの麺、ぜひ一度味わってみてください。













